不公平なプロパンガスの相場とLP販売指針

プロパンガスの相場は、50立方メートルの従量料金の全国平均が28、422円ですが、25、610円で最も安い三重県と37、028円で最も高い北海道とでは11、418円の差がある事から1年間で150、000円近く相場が異なっているのが2018年12月の実情です。

背景には、日本国内に2万以上いるとされる供給業者が業者の独自判断で自由に料金設定が出来る事があり、水道や都市ガスなどの公共料金が値下げした際にも値下げせずにひたすら値上げだけをする提供業者も存在する矛盾が横行する業界です。一般社団法人全国LPガス協会では、消費者から再三かつ膨大なトラブルやクレームを見過ごしてきたものの無視出来なくなった平成12年9月に取引適正化・料金透明化を目的とした自主ルールLPガス販売指針を制定しましたが、法的な強制力が無いだけで無く監督部門や罰則が定められていない事からハリボテかつザルの自主ルールと揶揄されています。

プロパンガスは、実際に一戸建てと集合住宅では従量料金が大きく異なっており、居住者に業者の選定権利の無い集合住宅からは可能な限り搾り取る体質は現在も継続されているのが実情です。LPガス販売指針は、消費者のエネルギー選択の自由を尊重する事や契約の内容と締結が明確である事に加え、継続的・安定的なガス供給と保安を確保する体制が整っている事や料金算定方法などに合理性を持たせるルールです。

LPガス販売指針は、体制を整えて契約内容を明確にする事で消費者とのトラブル回避を促進する自主ルールであり、消費者により安く提供する条項が無い自主ルールで消費者にメリットの少ないルールです。その為、現在も一戸建てと集合住宅では従量料金の相場が大きく異なり、特に単身者はプロパンガスの賃貸物件から都市ガスの賃貸物件に引っ越したいと思っている単身者がほとんどです。

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