上昇し続けるプロパンガス相場

プロパンガスは、原油精製時及び化学製品の生産時に精製される量が国内使用量の約25%を占めていますが、残り約75%が海外に依存しているエネルギー業界です。

輸入先は、原油と同様にサウジアラビアやカタールなど中近東諸国に依存していましたが、現在ではアメリカが最大の輸入国になっている事からも輸入価格の上昇に合わせて国内の相場も上昇しています。ガソリンスタンドでは、従来貯蔵しているガソリンの販売が終了してから輸入価格に見合った値下げや値上げが行われていましたが、現在では輸入価格にリアルタイムで連動して値下げや値下げが行われるF1方式が導入されている一方で業者の独自判断に価格設定が委ねられている不透明な業界です。

プロパンガス業界では、輸入価格の上昇に敏感かつ迅速に対応すると共に業者の独自判断で一方的に値上げが行われますが、輸入価格の下落に対してはほとんど値下げが行われていない事から相場は右肩上がりです。

輸入価格は、2014年前半に1、000ドルを超えていたものの年末には400ドル近くまで下落すると共に2016年には300ドル前後で推移していましたが、ほとんど値下げが行われ無かった事から高い水準で相場が維持されたままです。その後は、2019年3月現在輸入価格は490ドルとなっていますが、2017年と2018年の年末に1回ずつ値上げを行った業者が多く2014年の輸入価格の半分以下でありながら2014年よりプロパンガス相場がかなり高額になっています。

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